慶州は、ユネスコから世界10大遺跡地として指定された所です。
都市全体が「屋根のない博物館」と呼ばれる程、輝かしい文化遺産が散在しています。
朝の日差しが最も先に着く慶州は、992年間新羅(しらぎ)文化の花を咲かせた所です。
燦爛な仏教文化と新羅人の様々な芸術的の傑作品が数多く残されていました。
千年古都の歴史巡りは楽しい旅行を豊かに彩りました。また行きたい所の一つです。
4月20日(土) ミゾレ交じりの冷たい雨が降っていました。
本日最初に向かった所が石窟庵です。仏国寺から山頂に車で約7.5kmの所にあります。
新羅千年の歴史と息遣いがこもった石窟庵は、統一新羅の文化と科学、宗教的情熱の結晶体
であり、国宝の中でも最上なものとしてみなされる文化財です。
生憎の冷たい雨
霞んで見える鐘閣
世界遺産・石窟庵
お寺の内部
次に向かったのは世界文化遺産の仏国寺です。
新羅全盛時代の仏教芸術の
傑作品が数多く見られます。
仏国寺は石窟庵と共に、護国の念願を達するために新羅第35代景徳王10年(751年)、
当時宰相である金大成によって設計、創建されたお寺です。
現在の境内は大きく三つの区域に分かれ、各区域は一つの理想的な彼岸世界である
仏国を形象化したものです。
正門の前で記念撮影
仏国寺の本殿
釈迦牟尼仏を中心に左右に未来の仏様になる
弥勒菩薩と過去の燃灯仏かつら菩薩があり
、
過去
、
現在
、
未来の三世仏を成しています
。
韓国独特の多宝塔
弥勒菩薩さま
彼岸の世界を表している池
本殿の守り神金の豚
本殿の庇
新緑が眩しい池
極楽殿
いよいよ昼食に向かいます。途中の景色も趣があって心落ち着きます。
慶州の桜並木は有名です。
山の中にはまだ桜の花が!
チャーターしたバスの運転手さんお勧めの店
寒いのでチリ鍋と鯵の塩焼き等など
昼食を済ませて向かった所は国立慶州博物館、新羅千年の歴史遺産を一目で見る事が出来る
韓国を代表する博物館の一つです。
国立慶州博物館正門
博物館の中は沢山の人が
慶州一帯の寺址や宮廷址、南山から移された石仏、石塔、石灯など様々な石造遺物が展示
韓国最古で最大の聖徳大王神鐘が
次に向かった慶州校洞は、朝鮮時代の木造瓦葺の家屋が軒を並べていました。
校洞にある昔の木造瓦葺の建物は300年以上の歴史を持つ朝鮮時代の民家です。
古宅の様子
若い世代の古宅の見学者
校洞法酒屋
昔の酒作りの様子絵
川に架かる橋の上は屋根に覆われて、面白い光景でした。
20日は生憎の雨でしたが、彼岸の世界には雨模様も趣があって良かったと感じました
。
良洞民俗村にも行く予定でしたが、時間が足りませんでした。次回の楽しみとなりました。
沢山の歴史的建造物を見学出来て、本日は堪能して岐路に向かいました。